地域医療に微力ながらでも貢献したいとの強い思いより、同地で30年にわたり診療を行ってきた父の後を継ぎ、 医師となり14年目の2008年6月に開業を決意致しました。 勤務医時代は消化器外科医として癌などの消化器疾患の手術を中心に診療してきました。

　地域医療の担い手として当院では、胃腸などの消化器系疾患はもとより高血圧、脂質異常症、 糖尿病などの生活習慣病関連の疾患や、かかりつけ医としての一般内科疾患、けが、外傷などの外科系疾患、 肛門外科また交通事故患者さんの物療（電気治療）によるリハビリなどをおこなっています。

　私は日常診療にあたって常に念頭に置いていることがあります。 それは『いかに早く病気を見つけいかに早く治療を開始するか』ということです。 一般内科疾患はもちろん、特にがんなどの悪性疾患においては症状が出る前に見つけ出し『いかに早く治療を開始できるか』、 このことがどれほど大切であるか、症状が出てから見つかったのでは手遅れになることがとても多いということを勤務医時代にたびたび経験してきています。 そのために患者さんのちょっとしたことや訴えに耳を傾け丁寧な診察を心がけています。どんなことでも気になることがあれば聞いてください。 こんなことでも？と思うようなことでも構いません。案外そのような情報が病気を見つけだす大きな手掛かりになることもあります。 もちろん専門外のことはお答えできないこともありますが、その場合でも専門医の診察が望まれるかどうかの判断や必要に応じ総合病院などへ紹介するなどの手筈を整えます。

　これからも地域医療のかかりつけ医の責務を果たすべく日々精進していきたいと思っています。